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昨年の10月、東濃のオフ道で迷いまくった
「迷走」が目的でもあったので楽しい思い出となり
再度「迷走」をしてみたくなり
計画をおっさんに振り、参加者を募った
お昼ごはんは昨年同様「けいちゃん」で満足した
「迷走」を楽しんだ中年たちは(ほぼ走行順)
■おっさん:シェルパ
■淳爺さん:セロー250
■EDさん:TL125改
■いわちゃん:XR230
■Yastさん:セロー250
■GGさん:XR230
■にしさん:XLR250
■まつ:セロー250
お見送りのご夫妻は
■タカさん:だえぐ
■タカ嫁さん:DS250
@集合:道の駅「日本昭和村」
A休憩:道の駅「花街道」
Bお昼ごはん:まるはち食堂
C解散場所:道の駅「茶の里東白川」
※作:おっさん |
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道の駅「日本昭和村」で集合、出発はam9:00とした
少々肌寒いので、バイクを日陰に停めるのを嫌い
日当たりの良い場所で歓談・・・やはり30分前に全員集合
GGさんといわちゃんのXR230が本日デビュー |
お見送りのタカさんご夫妻を拉致しようとするが失敗
だが、集合写真には入っていただく
この後ご夫妻は高山まで“夫婦ツーリング”を楽しまれる
羨ましい
オイラん家では、必要最小限の会話しかないのに・・・

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ほぼ定刻となり
仲の良いご夫妻に見送られ出発
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R418にこだわったため
出発して間もなく“迷走”は発揮される
でも、楽しそうだ
R41を少々かすめながら、8台計1,835cc(法律上)は東進する
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重たいバイクより、軽いバイクのが楽しいと感じてきているのは
オイラだけじゃないはず・・・もう、ワクワク感♪が最高潮
今日の企画は何もかも“おっさん”任せである
丸山ダムの見学も、おっさんの趣向である
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政策のために翻弄され続ける全国の建設構想中の「ダム」
その是非については「よくわかんない」がヒマ中の見解だが
巨額の公的資金を投じても
総合的に、それ以上の利益が見込めるのならやればいい・・・と思う

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「よくわかんない」我々だが
先人たちの残した遺産にはおおいに興味がある
丸山ダムから望める左記の“遺跡”
以前に学習した覚えがあるのだが、すっかり忘れていた
現地で説明できなかったので、ここで追記しておく
【骨材プラント跡】
建設当時の骨材プラントの跡です。
煙突は骨材散布塔と呼ばれ、砕かれて大きさごとに分けられた骨材は
ベルトコンベアーで塔上部に運ばれ、塔の下に骨材が溜まっていく構造になります。塔ごとに骨材の大きさが決められています。
・・・よくわかんない |
1953年(昭和28年)工事中の丸山ダムの絵はがきで
かろうじて上記の「骨材プラント」が確認できる
参照:土木デジタルアーカイブス
絵はがき上部の“点々”はゴンドラのようなもので
資材などを効率良く運ばれていたのだろうか
手前の橋(小和澤橋)は現存しているが、歩行者専用である
現在は南側に造られた「のぞみ橋」が自動車通行可能となっている
そんな新旧アベックの橋は、新丸山ダム完成後に破棄される |
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頓挫している「新丸山ダム」が完成すれば約24mかさ上げされ
目指すR418が水没する運命だと言う事を頭に入れて
この後の走行でR418を惜しんで欲しい
いや、そんない深く考えんでもいいのだが・・・
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各自無造作に停めたバイクに戻り
次なる道程に向けて出発する
新R418の付替え工事は進んでいるようだが
あえて旧R418で東進を試みる
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あっけなく通り過ぎたこの赤い吊り橋
“旅足(たびそこ)橋”は世界で5つ、日本では唯一の構造の橋である
その説明は、何度読んでも“よくわからん”のだが
とにかく“すごい”橋らしい
だが、新丸山ダムの完成の暁には「水没」する運命にある
画期的な構造の割に普及しなかったのは
コストパフォーマンスが劣っていたのだろうか
無理やり“保存”をするより、水没させてしまうのは潔い
“以前”を尊重しながら、“以後”を優先させることは
発展・繁栄のためのやむを得ない措置だと強く思う |

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そんな貴重な“旅足橋”であるが
現存の赤い吊り橋は、丸山ダムが造られた頃に架設されたもの
それ以前の「黒瀬街道」と呼ばれていたころに稼働していた
戦前の“旧旅足橋”の絵葉書を見つける事が出来た
中央の奥側が“旧旅足橋”である
参照:土木デジタルアーカイブス
昭和30年、丸山ダムの完成により
この“旧旅足橋”は水没してしまい
現在の“赤い吊り橋”の下あたりで余生をおくっているものと思われる
絵葉書ある「ハイキングコース」の記述が
当時の繁栄ぶりを偲ばせるものがある
手前のごつい橋は
八百津発電所に送水していた水路を、渓谷に通すための水路橋であり
これもおそらく水没しているのだろう
そして、何年か後には
我々が本日何気なく渡った“赤い吊り橋”も水没してしまう運命だ
・・・たぶん
この後、今年3月に架設された“新旅足橋”を渡ることになる |

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レポートを本題に戻そう
旧のR418を東進する一隊は、国土交通省が
「こっから先のR418は無かったことにしてくれ」とする地点に到達
「行けるトコまで行く」の企画コンセプトに従い突き進む

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だが、湖畔公園の工事中に従いあっさりと引き返すことになる
「こだわらない」事も我々の行動の特徴である
おかげで“旅足橋”を二度楽しむ事が出来た
その後、迷走しながら東を目指す
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意図としていなかったのだが、新R418を走る事となり
今年3月に完成した“新旅足橋”を渡る事となる
橋桁は約100m、旅足川からの高さは約200mの国内最大級の橋だ
詳細はWikipediaで確認願う
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しばらくは無駄に高規格となった新R418を楽しむ
その後は舗装された林道で
いくつもの峠を快適に登り降りする
もちろん、Uターンは幾度となく繰り返される
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R257に接続し
予定していた、道の駅「付知花街道」到着・・・11:40
バイクを停める場所はいくらでもあるのだが
何故か四輪の密集するトコへ停めたがる先導のおっさん
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今回、お昼ごはんは“遅め”に設定しているので
軽く腹ごしらえを行なう
ヒマ中企画で「ラーメン」は主食ではないことの証明でもある
お土産の「柿」を購入するメンバー
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やたら愛想の良いお店の母娘(たぶん)
カメラを向けると“看板娘”は隠れてしまった
気前よく「柿」をおごっていただいた
今年はじめて食した「柿」は優しい味がした
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30分ほど休憩の後
いよいよメイン道に向けて出発する
R257を少々北上し
塞の神トンネル入り口を左の旧道へ入る
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参加メンバーにわがままを言って、旧道に現存する隧道を見学する
1966年に開通なので、比較的新しいものであるが
2000年に新道・トンネルの開通後に“廃隧道”となる
現在でも充分使えそうな気がするのだが“狭い”のがネックなのだろう
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林道は入り口からいきなりの「急こう配」&「ガレガレ」であり苦労する
また、雨水によって浸食された轍にも悩まされる
しかし、このプチアタック部分を抜けると
ガレは多いものの“未舗装林道”が満喫できる道となる
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分岐点では都度選択に悩むフリをする先導のおっさんだが
今回の企画に限り、大いに迷走していただきたい
特に下りでは時速20km/hを超えないようソロソロと走る
そう、我々は林道を観光しているのである
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20分も走れば、特に上半身が石膏で固められたようになる
生理現象の解消も含め小休止
去年はもっと走りやすかったような気がせんでもないのだが
青ジャケットの林道小僧を除いて、全員ビビり走行だ
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国道に出てしまい、作戦会議
頭を悩ませる者と悩ませない者・・・よくある構図である
再び山に向かうのだが、途中の採石場を通る時の粉じん
コンタクトレンズ着用のオイラにとっては恐怖だった
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しばらく走り、またもや分岐点にて悩む事となる
青ジャケットの林道小僧に偵察を指示する
喜々として林道小僧が排気音を残して山の中に消えていく
その間、残りは休憩〜
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結果、おなかが空いてきたので国道に戻り
お昼ごはん場所を目指すことにした

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13:45、お昼ごはん場所到着
ピークを過ぎているので、楽々とバイクを停める事が出来た
けいちゃんデビューのGGさんに「まるはち規則」を唱和していただく
そうしないと店主から「出ていけ」と言われてしまうかもしんない
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小食チーム
なお“鳥”がダメな淳爺さんは「やきそば定食」を去年同様ワンオフ
よく食べるチーム
自然の流れでこのような配置になった
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けいちゃん(4人前)の配膳
食欲が旺盛となる“絵”である
律儀なGGさんは「まるはち規則」を遵守する
おそらく東海三県でトップクラスの“ガテン系めしの似合う男”だ
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こちらは競争率が高いので
生焼きの状態から消費されていく
定食のごはん(大盛り)と漬物
これにおみそ汁も付いてきて満足度100%
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そんな、“鳥”が嫌いだと人生半分損してると思わせるお店は
■店名:まるはち食堂
■住所:岐阜県下呂市御厩野139-1【地図】
■定休日:火曜日
■営業時間:11:00〜18:00(中休み無し!)
■食べログのサイト
けいちゃん定食:1,000円(ごはん大盛りは+50円)
やきそば:550円
めし:大300円・並250円・小200円
味噌汁:150円 |
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40分ほど「けいちゃん」を楽しみ、お店を後にする
R257をちょいと南下する
日が照っていないと少々肌寒い
R256に接続し、本日の解散場所へ向かう
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14:40、道の駅「茶の里東白川」到着
各自の帰着地点はバラバラであるゆえ、集合・解散場所は遠くなる
今回の解散場所はプチツーリングの目的地くらい遠い
帰路のオプションも色々選択出来るのだが、みんなに従う事にした
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30分ほどウダウダと過ごし、ようやく解散となる
■本日の走行距離:267km
■本日の食費:500円(花街道:ラーメン)
1,050円(まるはち食堂:けいちゃん定食ごはん大盛り)
今度は雪が降る前に、郡上の山道を迷走する予定である
そん時のお昼ごはんは“お弁当”にしてみようと思う |
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