おヒマな中年二輪愛好会レポート

2011.07.26 はじめての北海道ツーリングC(増毛→オロロンライン→宗谷岬→猿払)

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4:30ころ、増毛港からの日の出を拝む
カモメの鳴き声と、漁船に関わる喧騒で活気を感じる

お宿から数十メートルの至近距離に存在する「増毛駅」を散策する
もちろん、頭の中は“舟唄”が流れている

 

映画のイメージを崩さないよう保存してある
大晦日と紅白歌合戦の関係は日本人にとって不可欠なものだと
当時は強く印象を受けた

現役の駅だが、寂しげな雰囲気満載である

 

烏丸せつこさん扮する“すず子”が働く「風待食堂」
宇崎竜童に弄ばれ、兄(根津甚八)の存在を喋ってしまう「おまぬけ」に
ハラハラさせられた

現在この施設は「観光案内所」となっており
わざわざ看板が新調され、外壁も「雰囲気のある」塗装が施されている

田中さんによると
冬に訪れるお客さんのほとんどは「ロケ地見学」とのこと

風待食堂向いの「増毛ホテル」は取り壊され駐車場になっているが
この町の所々で「こんな場所あったような・・」という気にさせられる

今年の大晦日にはDVDを借りて、もう一回観てみようと思う

お宿へ戻ると朝食が用意されていた
味付けされた焼きサンマで、ごはん3杯は楽勝だ
日本人の朝食は、こうでなければならない

食後は“プレイルーム”にて本日のソロ作戦会議

 

田中さんから「連泊だと200円安くする」と言われるが
固く握られた左手を振り切り、お宿を後にする

そんな、倉本聰・高倉健マニアに是非おすすめな「とほ宿」は

 ■宿名:ぼちぼちいこか増毛館
 ■住所:北海道増毛町弁天町1-21-1【地図】
 ■営業日:通年営業目標(臨時休舘あり)
 ■素泊まり料金:3,000円(1泊2食は4,900円)
 ■お宿のサイト

「道北」をコースとした場合、オロロンラインの真骨頂と言われる
道道106(以下D106)は絶対に外せない目的の一つだった

オロロンラインは、小樽から稚内までの日本海海岸線の道で
ほとんどはR232が締めるのだが、天塩町から北のD106は
電柱が無く、いかにも北海道らしい道としてオイラの頭に残っている

あと、やはり「宗谷岬」も外せないだろう

お宿を出て、まずは増毛駅の隣の「箸別駅」に寄ってみる

本日の道程
A:出発:とほ宿「ぼちぼちいこか」
B:お宿:ライダーハウス「やませ」


大きな地図で見る

ツーリングマップルに「珍しい女性型の灯台」と紹介されていたので
想像力をたくましくして寄ってみた・・・そのままだった

暗雲立ち込める中、R232で北上を続ける
交通量は多いが、ハイスピードで流れるのでストレスにはならない

お酒はぬるめの 燗がいい
肴はあぶった イカでいい
女は無口な 人がいい
灯りはぼんやり ともりゃいい

しみじみ呑めば しみじみと
想い出だけが 行き過ぎる
涙がポロリと こぼれたら
歌い出すのさ 舟唄を

・・・脳内BGMは、しばらくリピートする

雲が切れてきて、予報通りの空模様に近づく
この風景が延々と続き、少々飽きてくる

道の駅「富士見」で一服した後、より沿岸を通る農道で北上する
初めて見る形状のテトラポットと、日本海の水平線は見応えがある

牧草ロールの転がるトコをセローで走りたかった
農家の人、ゴメンなさい

30分くらい“一人遊び”を楽しむ

D106とR232の分岐点
ここは道なりに走っちゃいけない・・・左折だ

間もなく見えてくる28基のオトンルイ風力発電所の風車群
オロロンラインを紹介するレポートでは必ず登場する

左に日本海、右にサロベツ原野に挟まれた
電柱やガードレールが無い道は、日本の風景とは思えないほど

もちろん、寄り道も忘れない
小高い牧草の丘に登ってサロベツ原野を眺める

思っていたより交通量は少なく、トコトコとオロロンラインを堪能する

少々見づらいが、この方向に「利尻島」が見える
昨晩同室だった「山登りの中年男性」は
前日に利尻富士に登頂したとのこと・・・どんだけタフなんだ

野寒布岬をパスし、R232に接続すると宗谷岬が目に入る

D889へ迂回して宗谷岬を目指す
これもまた快適な“道道”である
国道と比較して交通量が少ないのもステキ

観光バスが集合するような場所へは行きたくなかったのだが
なんといっても“日本最北端”である
13:00、日本最北端に到着

観光バスのお年を召した老紳士が北に向かって大声で
「北方領土を返せ〜!」と叫んでいた

それ「北方領土」と違う「樺太」だ・・・たぶん酔っていたのだろう

お決まりの場所で“観光客”してみた
熊本から来ていたハーレー乗りの若者と、写真の撮り合いっこする

舞鶴まで自走してきたとのこと
その苦労を思うと、敦賀〜岩倉なんてご近所だ

「最北端」を自称するお店が立ち並ぶ
小腹が空いてきたので、一番空いているお店に入る

頼んだのは「まぐろユッケ丼」980円
最北端でごはんを食べることに意味がある

お約束の「日本最北端給油所」でガソリン補給
このスキに、今晩のお宿へ連絡する

6.27L給油していただいた「日本最北端給油証明書」と
「交通安全」と手書きされた貝殻

給油後はR232に入らず、再びD889にて「宗谷丘陵」を楽しむ
くどいようだが、日本の風景とは思えない

写真に収めることはできなかったが
ここでもキツネと遭遇する

この風景を写真で伝えるのは難しい
宗谷岬へ寄ったら、R238で南下するのではなく、是非「宗谷丘陵」を堪能してほしい

そのまま宗谷丘陵を堪能しながら南下し、D1077へ接続する

周囲の木々の背が高くなり眺望は良くないが、快適な道道である
岐阜の山道で“猿”を見かけるように
北海道では “キツネ”を見かける(この写真には写ってない)

この間2台のバイクとすれ違っただけで
交通量はほとんど皆無と言っても差し支えない

ツーリングマップルにあるように、R238へ接続する600mの区間が未舗装
ただガレは少なく固い地面なので、轍を走ればCBでも走行可能

R238に入り、左にオホーツク海を見ながら南下する

晩ごはんの時間まで時間はたっぷりあるので
お宿の場所を確認して、とおり過し寄り道三昧を楽しむ
・・・猿払川沿いの未舗装路

地図では近くだと感じたのだが
お宿からは50kmほど南下したトコにある「神威岬」へ向かう
※積丹半島の「神威岬」とは違う

冬は荒々しいのだろう

復路はR238を避け、適当に寄り道しながら戻ることにした
ツーリングバックの形状が崩れてくるのが顕著だ

シカとの遭遇もあった
「何だよ」と言いたげな表情だ

ツーリングマップルで「エサヌカ線」と表示のある道
視界を遮るものがなく、おすすめの道だけはある
しかも、交通量はまったく無い

キツネも「何だよ」と振り返る

17:00、お宿に到着
同室のセパハンCB乗りは朴訥な雰囲気が「小林 稔侍」に似ている
「駅STATION」のロケ地を見てきた事を話してみたが、無反応だった

R238沿いにポツンとある、飲食店に併設するライダーハウス

17:30、小林さんと晩ごはんを一緒にする
「ホタテ定食」(宿泊費別で1,000円)
鮭の切り身が凍らせてあるのは“北海道仕様”なのだろうか

今日の宿泊客は小林さんと2人きりだ

19:00、360度遮るものがないためサンセットも見ることができた

8人部屋に小林さんと2人で贅沢にスペースを共有する
宇都宮から10日間かけて北海道を堪能中とのこと
明日「鉄道員ロケ地」を見に行くことを言うが、無反応だった

小林さんはお酒を飲まない健康な方だ
ツーリングバックに入っていた、前週キャンプの残りワインを一人で平らげ
やはり20:00には眠りについてしまう

 ・本日の走行距離:379km(約110kmほどは寄り道)
 ・本日の食費:1,980円(まぐろユッケ丼・ホタテ定食)
 ・本日の宿代:1,200円(シャワー代200円含む)

今晩も何度かゴソゴソして、小林さんに迷惑かけた

明日に続く

7月23日(土)   自宅→名古屋港(お船泊)
7月24日(日)   ずっとお船の中(お船泊)
7月25日(月)   苫小牧→支笏湖→増毛(とほ宿泊)
今ここ→7月26日(火)   増毛→宗谷→猿払(ライダーハウス泊)
7月27日(水)   猿払→クッチャロ湖→旭川(シティホテル泊)
7月28日(木)   旭川→美瑛→富良野→帯広→苫小牧(お船泊)
7月29日(金)   お船の中→苫小牧港→自宅
スライドショー    

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