おヒマな中年二輪愛好会レポート

2012.07.05〜07.06 北海道ソロツーリングD 釧路湿原〜自宅

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7月5日(木)5:45、通常生活通りに目が覚める

いよいよ北海道最終日である

今日は釧路湿原の他には目的を持たずに
のんびりと苫小牧を目指すことにした

霧が無さそうなら襟裳岬を経由することも考えたが
ちょっとでも霧っぽい予感がしたら回避するコースも選択肢に入れる

出航は23:30(到着するまで21:30と勘違い)なので
夕張への寄り道も余裕なのだが
面倒くさくなってきたので、やはり太平洋沿いに走ることにした

天気予報は、相変わらず芳しくない
特に午後からは、かなり湿っぽい予報となっている

起床後、お風呂へ直行する・・・6:00ころ
誰もいない各風呂の掛け流しの量が尋常じゃない
霧の中の露天風呂で至福の時を過ごす

懐かしい「黄色のケロリン洗面器」・・・今でも製造されているらしい

7:30、朝ごはんは和食の定番メニュー
生たまごがうれちい・・・※ここ重要

前夜は、ごはんのおかわり(おひつ)をしたので
今朝は、おひつの中はごはん特盛のサービス
きっと、ひもじい中年の印象があったのだろう
だが、うれちい♪

あき竹城さん似の他の宿泊客に声をかけられる
仙台から20年以上毎年夫婦で訪れているとのこと
被災して経営していた飲食店を失っているが
強いポジティブ思考をお持ちで、お店の再開を間近に控えている
元気をいただいた気分だ

8:30、精算を済ませ宿を後にする
交通量の少ない摩周国道(R391)を快適に走る

あき竹城さんから教示いただいた展望所までのパイロットロード
湿原の中を走っている

途中にあった釧路川のカヌー乗り場
雰囲気もだんだん盛り上がってくる

9:00、お目当ての展望所に到着
ホントは500mほど下ったとこの駐車場を使わなければならない

展望所入り口の説明板で学習
6,000年前には誰が「古釧路湾」と呼んでいたのだろう

CBを停めたところから数十メートルで展望所
「息を呑む」ってのを実感した瞬間

自然って素晴らしい!
なんとか条約とか面倒臭いことはよくわかんないのだが
人の生活を犠牲にしても、残さなければならない自然は全力で守る
日本には、そんな意識が高いことも実感する

30分少々ボーっと過ごし、太平洋に向け南下を開始する
釧網本線は湿原に沿うように敷線されている
冬に訪れることができたら、是非乗車したい

釧路市内を避けるため「湿原道路」を走行

太平洋に面したR38に接続したとたん、霧が歓迎だ
・・・・またかよ

さすがに、半袖+メッシュジャケットでは凍えるので
道の駅「恋問」でシャカシャカを装着する・・・10:20ころ

これも、北海道らしいのかもしれん
シールド脱着の練習が役に立ち、休憩ごとに「曇り止め」を施す
クリアシールドに変えてきてよかった

シールド外面に「水滴を弾くスプレー」は必須

11:20、道の駅「うらほろ」到着
霧が晴れると暑くなるので、シャカシャカを脱ぐ

名物とうたわれていた「カツスパ」を食するが
“カツ”は、ごはん(米)が一番よく合う事を知った
なので、写真には納めておらず

早々に切り上げ、R38の南下を再開
対向車線に見慣れた“鮭おにぎりカラー”のZ

Uターンして、数キロ追いかけた

突然「日常」に戻された気持ちが無いわけではない

互いに道程は交換していたが、把握はしていなかった
いわゆる“偶然”ってやつだ

道の駅に戻り、状況を交換する
まだ正午前だが既に「幸福」「愛国」「襟裳岬」を制覇したと自慢される

・・・何のノルマなんだよ

既にメールでは注意喚起済だが
ツーリングマップルの「スピード注意」の区間は
「マジで注意しろ」と念を押す

互いに「無事帰着」の声を掛けあいながら東西に分かれる
また曇ってきやがった

「襟裳岬を目指すなら」と、おっさんに教えられた道
ガレが小さければ、オフ道もCBで走ることに自信が持てた

思わぬところに「戦争遺跡」
旭浜トーチカ

米軍の本土上陸に備えたものらしい
しかし、使用されずに遺物として残っているだけ

以前ほどのワクワク感は無い
終わってしまったのか?ヒマ中戦跡クラブ

そんなことより、この先ずっと続く未舗装路
せめてもの救いは「直線」

しばらく進むとD1037となり、舗装された道だが
行く手には見慣れた“霧”

襟裳岬は今度の機会とし
ショートカットにもなる「天馬街道」(R236)にて苫小牧を目指す

太平洋と再開し、去年と同じ道の駅「みついし」にて休憩
小腹がすいたので、焼きそばを食す

30分くらい休憩の後
R235を淡々と北上・・・淡々と

去年は日没のため断念した「新冠」のサラブレッド銀座
今年は訪れることができた

オイラ、競馬で賭けたことはないのだが
G1レースは欠かさず見ていた時があった

当時、長距離を得意とする「ライスシャワー」のファンだった
第36回宝塚記念も、自宅TV前で応援していた

第3コーナーで前のめりに転倒し、ありえない方向に左足が曲がってた
素人目にも「安楽死」が頭に浮かび、事実そうなった

それ以来、競馬とは遠ざかっていたが
お馬さんは大好きだ

 

サラブレッドは、人間が計算して造りだされた産物だが
他の動物に見られる「無駄」が無く、美しい

見方を変えれば「自然を冒とく」ともとれるが
オイラはサラブレッドの美しさに惹かれる
特にこの時期、各牧場では“若駒”が母馬と寄り添う姿が微笑ましい

今は名も無き仔馬が、数年後のG1を勝ち取るために
数多の競争を勝ち続けることが宿命となっている

その過程で脱落する馬がほとんどだが
結果はどうであれ、どうか生きながらえてほしい・・・切に願う

去年は、確かこの辺から「サンセット」を拝んでいた
陽はまだ随分と高い位置にあり、出航時刻を間違えていることに気づく

「どっかで時間潰そう」とも考えたが、更に雲行きが怪しくなり
そのまま苫小牧を目指す

18:00、苫小牧東港到着、出航時刻は23:30だった
ま、いっか

あんまりお腹すいてなかったけど
ビールだけ頼むのもなんなので、味噌ラーメンも食す

ネットルーチン作業で時間を潰す
帰路のお船は、7/1に就航したばっかりの「すいせん」

22:30、ようやく乗船の開始
またまた自衛隊さんとご一緒・・・万景峰号と遭遇しても安心だ

S字型の上下2室なので、天井は低いが不満はない
ベッドメイキングが必要なことと、カーテンは以前のまま

滞在時間の多かったロビー
だが、コンセントの備え付けはない・・・どうせ電波届かなくなるのだが

カップラーメンを食する事を想定されたと思われるチェア

「使用不可」のシールでLANジャックがふさがれた“パソコンスペース”

新しい設計のはずだが、何もかも以前のままってのが愚直でステキだ

出港後1時間ほど経過したところで、爆睡状態になる・・・寝室で

・本日の走行距離:392km
・本日の食費:2,150円(スパカツ、やきそば、味噌ラーメン+生中)

翌日の北陸から東海のお天気予報は「超ネガティブ」
心の準備をしておく

7月6日(金)5:45、目覚まし時計が目を覚ます直前に目が覚める
ギリギリで勝った気分で気持ち良いが、雲が気持ち悪い

もうしばらくすると電波が途切れるので
取り憑かれたようにネットルーチン作業を行なう・・・必死

もちろんお目覚めの乾杯も忘れない
このまま旅を続けたら、間違いなくアル中になる

8:00、朝ごはんバイキング
最後なので、おかずをいつもより多めにセット
だが、生たまごが無い・・・※くどいようだが、ここ重要

電波の届かない時間は映画を見て時間を潰す

14:30、ちょっと小腹がすいたので軽食を試す
「たこ焼き+ライス大」と、「カルビ丼」が同じ値段設定だったので
ネタのために「たこ焼き+ライス大」を頼んだが、写真を撮り忘れた

相変わらず「ビンゴ大会」は盛況の様子

18:45ころ、ずいぶんと陸地に近づいて航行している
雨も順調に降り続いている

敦賀に到着する頃の天気予報が、超湿っぽい
「暗い+土砂降り」の視界の確保のための作戦を練らなければならない
そんな状況で国道で福井〜滋賀の山間部を抜けるのは嫌だ
当初の計画通り「トラックに着いてく作戦」で北陸道で南下とした

20:30、予定通り敦賀港に到着
予想通り、雷の伴う“土砂降り”だ

シールドの内面に「曇り止め」、外面に「水滴弾くPower」を塗りたくる
だが船外に出た瞬間に、これらの準備が“慰め”にしかならなかった

何とか北陸道に入ることはできたが
シールド外面は水滴を弾くより、雨の勢いが勝り
内面は曇るより早く、雨水が雫となり常時流れ落ちる

わずかに視認できるのは
前トラックのテールランプと両側数メートルのライン

緑の標識の文字は確認できず、米原JCTは道の形状で判断する

関が原トンネルを過ぎた辺りから、雷の“光”と“音”が同時となる
羽島まで周囲に建物や、隠れる場所がない

「雷直撃で事切れて、後続のトラックに踏まれたら、保険出るのか」
真剣に考えた

“川”と化した名神で、コケたら後続に踏まれる可能性は大
ハンドルを取られないよう、前車に離されないよう歯を食いしばる

途中のSAやPAで止まってしまうと、再出発が出来ないことは自明なので
いっきに一宮ICを目指す

22:20、なんとか無事に帰着できた

この敦賀〜自宅までは、生涯で一番緊張した103kmとなった

最後になりましたが
蒸し暑いのにお見送りにきていただきたみなさま
メールやブログ・掲示板に応援メッセージをいただいたみなさま
今回の「北海道ソロツーリング」でも、大きな励みとなり
存分に2回目の「北海道」を楽しむことができました

ありがとうございました!(お土産は無いよ)

走行距離

06/30:31km(自宅〜名古屋港)
07/01:0km(ずっとお船の中)
07/02:225km(苫小牧〜帯広)
07/03:386km(帯広〜サロマ湖)
07/04:317km(サロマ湖〜釧路湿原)
07/05:392km(釧路湿原〜苫小牧)
07/06:103km(敦賀〜自宅)
合計:1,454km

フェリー

往路:太平洋フェリー「きそ」
 S寝台、27,900円(6/30出航)
復路:新日本海フェリー「すいせん」
 ツーリストA、26,400円(7/5出航)

宿

7/2(月):ホテルカーサイン(帯広)
 素泊まり、3,200円
7/3(火):ホテルグランティアサロマ湖(佐呂間)
 朝食付き、6,000円
7/4(水):くしろ湿原パーク憩の家かや沼(釧路)
 二食付き、5,000円

スピード違反

7/3(火)16:00ころ(網走市卯原)
 反則金、15,000円

6月30日〜7月2日(出発〜苫小牧)
7月2日(苫小牧〜帯広)
7月3日(帯広〜サロマ湖)
7月4日(サロマ湖〜釧路湿原)
今ここ→7月5日〜7月6日(釧路湿原〜苫小牧〜自宅)

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