おヒマな中年二輪愛好会レポート

2013.07.03 東北ツーリング 4日目:宮古→女川

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日の出に合わせて4:30起床
ロビーからは「本州最東端」の日の出が拝める
4:00からのフリードリンクのサービスがうれしい

7:00、おかずはこの量で、ごはん三杯は軽くいける

一昨年の大震災で甚大な被害をもたらした三陸海岸
時が経てば当事者以外の意識が風化してくるのは自明である

決して興味本位ではない
自身の目で震災を確かめて危機感を持続させることも
今回のテーマでもある

降雨のため、端折ってしまった道程もあったのだが
あらためて被災地の現状と、復興に向かう活気を感じる事ができた

なお、宿泊した各施設で見たTV番組では
ローカルニュースが東海と比較して非常に多く
その90%以上は“復興”に関する話題であり
とやかく言われているマスメディアではあるが
被災地の支えとなっていることも実感した

今日の道程は、太平洋沿いにR45をひたすら南下し
津波で壊滅的な被害を負った女川町を目指す

前日同様、太平洋沿岸沿いに出た時から目に入る風景
建物の基礎だけ残った敷地が整然と並ぶ

オイラの古いナビでは「GS」や「コンビニ」を表示しているが
その面影は全く無い

津波によって破壊された跨線橋の横に付け替えられたR45
その破壊力や水位の高さに背筋の凍る思いがする

できるだけバイパスを走るようにする
降ってきやがったので、雨具を装着

平日であることで、本線・バイパスとも輸送車両の往来が多い
バイパスの普請も同時に行われている

本線に戻ると、海岸線沿いに捻じ曲げられた鉄骨を多く見る
路面は粉塵が多く積もり、それだけでも、まだ遠い復興を知る

約7万本存在した高田松原で、唯一残った「奇跡の一本松」
地盤沈下で根本が海水に浸り、現在は枯死しているのだが
切断されて内部に防腐処理を行い、金属製の芯棒を通されている

専用の観光駐車場が用意されているのが、余計に痛ましい

気仙沼市内に入り、目に飛び込んでくるのが「第18共徳丸」
完全に道路をふさぐように“停泊”している

気仙沼市・地域住民・船主の間で「解体」か「保存」かで
真っ向から意見が対立している

周囲は他の被災地同様「アスファルト」と「基礎」が整然としている

トラウマとなるので解体を望む地域住民と船主
震災の記憶を伝えるモニュメントとして保存を望む気仙沼市

港から750m離れたこの場所まで流された全長60mの遺物が
その結末をむかえるのは、まだ先のようだ

いずれにしても
桁外れの自然災害として記憶に留まるのは間違いない

降雨のため、道中の撮影は行なっていない
停車して被災現場にカメラを向けるのは気が引ける
この後は、お宿へ直行とした

お昼ごはんは陸前横山で
「キラキラうに丼」を予定していたのだが通りすぎてしまい
戻る気力も無く、13:40道の駅「津山」にてラーメンを食す

掴みどころのない“脱力感”が全身を覆う

それは、降雨によるモチベーションの低下や
うに丼を食べ損ねた事に起因するものでは無いことは確かである

15:00ちょい過ぎ、開拓地のような殺伐とした風景の中に
場違いのように林立するトレーラーハウス群に到着

女川町で流された旅館を営んでいた方たちが
共同で経営する宿泊施設が、今日のお宿

「復興へ進む道を照らす“灯台”としての存在を目指す」のだそうだ
利用する時は「観光」としての気配りを期待してはいけない
あくまでも“募金”をするつもりで利用するのが望ましい

そんな、応援する気持ちでお世話になるのが正しいお宿は

 ■宿名:EL FALO(エル・ファロ)
 ■住所:宮城県牡鹿郡女川町清水町174
 ■お宿の【サイト】

ちなみに、予約時「バイクは安心して停められる」との事だったが
チェックイン時には「ジャマにならないように」と念を押され、
寝室から遠い場所に停める・・・オイラ招かざる客だったんだ

参考:他の宿泊者の【口コミ】

うっかり、パンツに入れたままだった小銭入れを乾かしながら
横手で差し入れいただたお酒を堪能する

本日の走行距離:229km
本日のお宿代:6,300円(一泊朝食付き)

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