おヒマな中年二輪愛好会レポート

2017.06.17 設楽ダムに沈む集落

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今月初め、2026年の供用開始に向けて設楽ダムの本体施工先立つ転流工の着工式が行われた
【東愛知新聞】

ダムが完成すれば水没する設楽町の一部地域には縁もゆかりもないのだが、その風景を見に留めておこうと思い今回の企画にしてみた

ダムサイトが予定される豊橋鉄道田口線跡をたどって北上し、水没するR257やK10の一部や、水没する集落を訪れた

既に付替工事の始まっているR257の高架や、湛水線を表す看板などで生々しく“水没予定”が印象に残る

ダムについては【設楽ダム工事事務所】参照願う

 
 

瀬戸しなの→設楽町まではおっさんの先導
設楽町内はオイラの先導で打ち合わせ済み
初めて走る道多く、奥三河の「道開拓」にもワクワクする

8:00出発として瀬戸しなの集合
メッシュジャケットだけでは肌寒い
motoさんは重装備で埼玉に近い長野へソロキャンプに出かける

 

予定よりちょっと早いが出発
とっくに梅雨入りしているのに晴天続きだ

K33を経由し足助でR420に接続
R420・R257・R473の“3連おむすび”まで快適に走行

 
 
 
 

「3連おむすび」の場所到着
2連はよく見るが3連は珍しい(と思う)
※3つの国道が重複するのは交差点内のみ

珍しいものは何でもスマホに収める

 

オイラが先導となりR257を北上
田口鉄道跡入り口の清嶺小学校を目指す

清嶺小学校横
いよいよ田口鉄道跡に入る

 

左図の「田口鉄道入り口」から「田口駅跡」までが軌跡だ
鉄道軌跡なので急勾配や急カーブは無い

「設楽ダム建設予定地」以北の境川や豊川流域が水没
田口線の終着駅だった「田口駅跡地」で戯れる
寸断されるR257の付替工事の進んでいる高架も確認
水没する「設楽大橋」を写真に収めた後「お昼ごはん」

食後は既に建造物が撤去された「八橋集落跡」に訪れ
その風景を目に焼き付ける

 

ダム本体の工事が始まれば
間違いなくこの先は進入禁止となるのだろう

左側に豊川の流れを見ながらトコトコ走る
現役の頃は木材運搬が主だった田口鉄道


現在この道を利用するのは工事関係車両か鮎釣り客のみ
あと、ヒマ中探検隊

数カ所存在するトンネル
そのいくつかが“素掘り”であり、トンネル内部の撮影希望あり

 
 

素掘りトンネル内部
昭和7年に開業されたこの区間
人力によるご苦労が垣間見られる

ヒマ中探検隊は喜び勇む

 

ダム本体建設予定地着
湛水線は海抜440m前後とのこと

集合写真を撮るが
後出のお昼ごはん場所での写真を今回のイメージに採用

一生懸命頭の中で完成した設楽ダムを予想する
  でも、ここは完成後は最深部
 

三河田口駅跡到着
建造物は一切撤去されている
「駅だった」と言われればそんな気がする

それでも痕跡を探そうとしばらく探索する

7年前に訪れた時は、かろうじて駅舎が残っていた
  開業当時(昭和9年)の駅舎
 

休憩場所の設楽町市街地へ向かう

このあたりは水没せず残るので普通に繁栄している
「ダム反対」の旗やのぼりが見当たらない
過激になるのを押さえた協定のためなのだろう

 

9:50、公共の休憩所着
「反対」の主張が無い代わりに
「ダム」についてのパンフレット類も一切置いておらず

そんな静かな攻防をよそに、まったり時間をつぶす

 

10:25、お昼ごはん場所に向けて出発
おなかは「カレーライス」受け入れ体制万端

水没する場所と、そうでない場所の雰囲気は全く異なる
残る人たちは徐々に変貌する風景をどんな気持ちで見るのだろう


R257を北上し、街並みを抜ける

やがて見えてくるR257の付替工事中の高架
撮影したR257のこの場所も水没範囲に含まれる
県道や町道の付け替え工事も順次開始される

 
 

町のシンボル的存在でもある「設楽大橋」
トラス構造の重厚なこの橋も10年後には見られなくなる

三河や浜松在住のバイク乗りの定番コースなのだろう
このあたりのバイク通過量は多い

 

お昼ごはん場所へ向かうため心細い町道を登る

けっこう登った場所に存在する「標高450m地点」看板
ダム完成後の湛水線は海抜440m前後なので
このあたりまで水没するってこと

 

生々しく「水没」を想像することが出来る
人間の生活を守るために必要な事業であることは理解している
だから消え行く風景をできるだけ訪れたい

時間調整のため2回Uターン(迷ったともいう)


10:50、お昼ごはん場所到着
バイクはジャマにならないトコに停める

オープンして1年少々のステキなお店
2日前に参加人数分の「ビーフカレー」を予約済み

 
 

眺望がステキなテラス席を案内いただく
時を止めておきたい空間

つるさんは体調管理のため絶食期間中だがカレーライス注文
それを虎視眈々と狙うEDさんの眼差しが熱い

カレーライスが配膳される前に集合写真
左から(6台合計排気量は1,200ccちょっと)
ヒロさん
セロー250
おっさん
シェルパ250
まつ
セロー250
つるさん
TLR250
よしゆきさん
セロー250
EDさん
セロー225
 

配膳された「ビーフカレー」
ゴロゴロ入っているビーフは口に入るとすぐほぐれる
量は「奥様サイズ」と予想していたが普通の量で嬉しい誤算

お漬物もカレーの味をジャマしなくていい感じ

 

しばらく道の駅などの“スキのない”レトルトカレーが続いたので
少々酸味の効いたカレーライスでほっこりする

奥三河の山並みを背景にカレーライス食べる贅沢を満喫
※背景写真は失念

 

そんな、まったりと時間をすごせるお店は
 ※ビーフカレーは3日前に要予約

 ■店名:ギャラリーcafe杜のすみか
 ■住所:愛知県北設楽郡設楽町小松字丸瀬7-8【地図】
 ■定休日:木・金曜日
 ■営業時間:9:00〜16:00
 ■【奥三河観光ナビ】

 

1時間ほどまったり過ごし、町道を降りる
この間に「残る風景」と「水没する風景」が混在

住民の移転と住居の撤去が終了している八橋集落へ向かう
この快走K10も水没する運命

 

八橋集落着、適当な場所にバイクを停めて徒歩で散策
木造の建造物はダム完成後に浮いてしまうので撤去済み
基礎だけ残る風景を目に刻む

こんな小川のせせらぎも無くなってしまう

 
 
 
 

ここでいったん解散とするが
とりあえず全員が道の駅つぐ高原を目指す

先導は再びおっさんに代わりK10を北上する
馴染みの無い道を走る時、おっさんの野性的な感が頼もしい

 
 
 

12:30、道の駅つぐ高原着
絶食中のつるさんにこれ見よがしにソフトを見せつける
(オイラは買いそびれたが・・・)

30分少々休憩ののち再びの解散

 

四日市へ向かうEDさんはR153と接続して離れる
その他ヒマ人は土岐のどんぶり会館を目指す

山道はいい
信号も交通量もほんど無く快適に走ることが出来る

 
 
 
 

14:50、道の駅どんぶり会館着

ピークの時間過ぎたのかレストラン内は閑散としている
小腹がすいたのと、
絶食中のつるさんに見せつけるためにラーメン注文

 

配膳された「こだわりの煮豚ラーメン」
期待していなかったが、あっさりとした鶏系の出汁で
普通に美味しくて、スープまで“つるっ”といただく

カレーとラーメンを一日で堪能できて嬉しい

 

最終解散後、多治見・春日井・小牧の市街地を走るのを嫌い
土岐からばびゅ〜んと上道経由で帰宅する

・本日の走行距離:245km
・本日の食費:1,630円(カレーとラーメン)

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