17.07.04~07.09 夏休みに東北グルっとツーリング、CB1300SB

交代で取得する夏休みを利用
帰路に仙台からフェリーに乗ることを必須として、東北の風景を堪能できるよう計画を立ててみた

毎年のことながら梅雨ド真ん中なので「雨中走行」は覚悟の上だったが、まともに降られたのは初日のみで梅雨としては概ね天候に恵まれた

7月4日(火)自宅→山形県遊佐町

週間予報は全日程降水確率高く、覚悟はしていたが少々気分が重くテンション低めだった
特に初日の「山形まで一気走り」は、台風の影響もあって「大雨洪水注意報」の中走る

5:30、雨が降り出す前に出発

中央道松川あたりから降りはじめてきた
新潟を抜けるまでは忍耐の走行を覚悟

カッパもシューズカバーも装備するがグローブはあえてメッシュのまま
ツーリングバッグのカバーが走行中にバタつき飛んでいかないかと何度もミラーと手探りで確認する

8:30、梓川SAにて休憩&装備の点検
これから雨足が強くなる

13:00、新潟県村上市の「道の駅神林」着
降雨のピークは過ぎた様子
靴の中が濡れてないのが嬉しい

14:30、山形県鶴岡市の「道の駅あつみ」にて休憩

16:20、宿着
CBは軒下のスペースをご案内いただく

部屋に入ったらすぐさま「マッパ」になりビール飲む
みんなそうしてると思う

カッパとシューズカバーのおかげでジャケットと靴は濡れておらず
夜ごはんまでヘルメットとグローブを乾かす

翌日の予報もネガティブ
ため息つきながらドライヤーはフル回転

本日の夜ごはん
歳を重ねるごとに、こんな料理が好みになってきた

淡麗辛口の純米酒も美味しい
魚には日本酒が合う

ロビーのショーウィンドウに飾られるCB
心なしか疲れてるように見えたりする

本日の宿
■宿名:鳥海温泉「遊楽里(ゆらり)」
■住所:山形県飽海郡遊佐町吹浦西浜2-76

本日の走行距離:672km
本日の宿代:8,250円(夕朝食付)

7月5日(水)山形県遊佐町→秋田県鹿角市

起床後、即行で露天風呂
天気予報は少々ポジティブになってる
少々の雨なら楽しむ自信がついた

朝ごはんも美味しくいただく

今日の目的は「鳥海山」と「男鹿半島」
だが、男鹿半島は道を間違えてしまい一周することできず

あと、降られることは無かったが「霧」に視界を遮られ、期待していた眺望は残念となる

宿を出る時は曇り空だったが鳥海山ブルーラインは霧の中
ほとんど「雨」で前日と同じ装備+防水グローブ

鳥海山どころか道標も見えなくて、展望駐車場だと停めた所が民宿の駐車場

宿からこの方向を見たら「雲が被ってた」ので覚悟はしていた
この視界で山道を下るのが少々恐い

厚い雲に覆われているものの「降水確率0%」を信用し、秋田県由利本荘市の「道の駅岩城」で雨装備を全て外す
(蒸し暑いので)

11:00、男鹿半島付け根の「道の駅てんのう」でラーメン食す

男鹿半島は「なまはげ」が出迎えてくれる

K59を直進しなければいけないのだが、なぜか寒風山に向かってしまう
後にこのことが幸い(?)となる

12:00、寒風山駐車場着
この方向にかろうじて男鹿半島が望める

20分後、霧が濃くなり見えなくなる
なぜなのか・・・

霧が晴れそうにないので下山開始
山頂に至る道はナイタイ高原を彷彿とさせる
これで視界良好ならもっと気持ちいいはず

高度が低くなると霧も薄くなってくる

15:10、土砂降りの胸騒ぎがして早めの宿着

前日同様に軒下に案内いただくCB
この10分後に土砂降りとなる
男鹿半島一周を犠牲にして雨を避けた気分

部屋に入ったら「マッパ(実際にはパンツ一丁)&ビール」
今日も無事宿着を感謝

夜ごはんまで時間に余裕があるので、土砂降りの音を楽しみながら露天風呂でまったり~

お楽しみの夜ごはん
オイラ「きりたんぽ」デビュー
食感は五平餅

鶏釜飯も脂が馴染んでいて美味しい

和風ソースのポークソテー
これがビールに合う

もちろん純米酒も追加
普段は日本酒飲まないが、自分用お土産に購入する

本日の宿
■宿名:ホテル鹿角(かづの)
■住所:秋田県鹿角市十和田大湯中谷地中谷地5-1

・本日の走行距離:280km
・本日の宿代:9,180円(夕朝食付)

7月6日(木)秋田県鹿角市→秋田県仙北市

誰もいない風呂を独り占めするのが楽しい
冷えた身体にちょうど良い湯加減

朝食のバイキングもモリモリいただく
今日の天気に不安無し!テンションもアップ

宿から北上しながら十和田湖を経由し八甲田山を目指し、南下しながらアスピーテラインに向かう

この日は天気も良く全道程が概ねストレス無く、快適な走行を存分に楽しめた
信号もほとんど無い代わりにGSも少ないので少々焦る

 

十和田湖に向かう途中前方に暗雲が立ち込める
天気予報(降水確率10%)を信じこのまま走行
小雨や霧であれば楽しむ余裕もある

十和田湖周遊道路は概ね木々に覆われており涼しげ
だが、湖を一望することはほとんどできず
アップダウン少ないためか自転車が多いので脇見走行は厳禁

適当な場所で湖を背景に撮影

十和田湖東岸と八甲田山をつなぐR102・R103は、天然記念物の奥入瀬渓流と併走

道の状態は「快走」では無いのだが、手厚く保護されている自然の景観を楽しむことができる

滝が多く見とれてしまうのだが途中に駐車場はほとんど無く、徒歩での鑑賞を推奨
南から北上したほうが「川の成長」を感じることが出来る

歩道は全線存在するが距離はある

八甲田ゴールドラインは気持ち良い道
だが、道路脇の余裕スペースは登山客らしき車満載

睡蓮沼から望む八甲田連峰
しばし時間を忘れてたたずむ

10:30、酸ヶ湯にて休憩
鳥のさえずりと硫黄臭で自然を満喫

山口県秋吉台まで5,000kmの日本山脈縦走の起点らしい
オイラにゃ無理

西側のR394・R102も道幅広く快走しながら南下し、十和田湖周遊道路

11:40、再び十和田湖にて休憩
今回初めて「暑さ」を感じるが、空気が乾燥していて不快ではない

12:50、アスピーテライン入り口着

休憩&小用済ませて(トイレあり)走行開始
ジャケットを通り抜ける風が気持良い
景色も存分に楽しめそうだ・・・ここまではそう思ってた

しばらく走って霧がこんにちわ
なぜなのか

風も少々強いようだ
霧が流れる様子が楽しい(と思うようにする)

13:30、見返峠の駐車場着
バイクは100円

時々薄くなる霧の合間にかろうじて景色が望める
山肌に残る雪と硫黄臭がいい

峠からは「樹海ロード(K318)」で東へ下る
こっちの道も快適

標高が下がるごとに霧は無くなってきて
景色を楽しみながらトコトコ走る

K212に接続しアスピーテライン東側入り口に向かう
ガソリンの残りが気になりだすがGS見当たらず
(帰宅後、地図見てGSがあったのに気づく)

東側からアスピーテライン上る、天気いい

峠駐車場(無料の方)で小休止

R341を南下し宿に向かう

ガス欠寸前のところで給油し、16:50宿着
この日は夜ごはん付けてないので付近で飲食店探すが、17:00終了のトコばかりなのでスーパーで買い物した

やはりCBは軒下にご案内いただく

ビール飲む前に風呂に入る

日替わり弁当(298円)を肴にビール飲み
「白い謎肉」入りのチリトマトヌードルで腹を満たす
(夜ごはん付で+8,000円は痛いので)

本日の宿
■宿名:ホテル森の風田沢湖
■住所:秋田県仙北市田沢湖生保内字下高野82-117

・本日の走行距離:340km
・本日の宿代:8,640円(朝食付)

7月7日(金)秋田県仙北市→宮城県石巻市

幻想的な朝靄で気持ち良い
風呂タイムまでちょっと散歩

独り占めの露天風呂は一部の客室から見放題
ちなみに、午前と午後で男女風呂の入れ替えあり

この日は太平洋側を走ることとしている
盛岡市街地を避けるため東北自動車道から釜石自動車道東和ICまで一気に抜け、R283→R107→R340で陸前高田を目指す

陸前高田は「盛り土」の規模が半端ではない
そのためダンプが多く連なっている

ずっと海岸線沿いに南下予定だったが、海岸線沿いの復興工事のジャマになるような気がしたので、南三陸町から三陸自動車道で南下
女川のブルーライン(K2)を堪能しようとしたが、やはりダンプ多く展望所で引き返す

 

9:10、矢巾PAにて休憩
進路の再確認を行なう

11:00、陸前高田の一本松茶屋駐車場着
あたりの地形は4年前に訪れた頃と全く変わっている

盛り土の規模は半端なく、土の運び先を表示したダンプがめちゃ多い

13:10、仮設商店街「ハマーレ歌津」着
国道沿いにこのような仮設商店を多く見かける

15:00、コバルトラインの女川湾が一望できる大六天駐車場
やはりダンプ多くジャマしちゃいかんのでここで折り返す

16:00、宿着
風呂入ってビール飲んでから付近で夜ごはんしようと予定してた

外出するのが面倒になってきたので、ホテル内の食堂でラーメン食する

本日の宿
■宿名:ホテルルートイン石巻中央
■住所:宮城県石巻市 大街道北3-3-3

・本日の走行距離:316km
・本日の宿代:6,700円(朝食付)

7月8日(土)宮城県石巻市→宮城県仙台市

風呂入って朝食バイキングをモリモリ食べて行動開始
今日は昼に出発するフェーリ乗り場までの移動のみ

 

以前の松島を知らないが津波の爪痕はわかる

残念ながら一望可能な場所へは行けなかった
通過するだけの予定だったので下調べしておらず

10:30、フェリー乗り場着、帰路のバイクはオイラだけ
待ち時間の間にWi-Fiの登録(980円)を行なう

乗船後ただちにビール飲む
明朝までの「何もしない時間」を贅沢に過ごす

船上デッキから拝むサンセット
オイラの夏休みが終わってしまう・・・

夜ごはんはカレーライス(大盛り:670円)と決めていた
ちなみに共有スペースでカップ麺食べるのはダメになった

本日の船
■船名:太平洋フェリーいしかり

・本日の走行距離:40km
・本日の船代:13,000円(S寝台、750cc以上、早割)

7月9日(日)船上→名古屋港→自宅

日の出は4:40、残念ながら日の出を拝むことは出来ず

右手に伊良湖岬
この日の予想最高気温は34℃だが今の時間は涼しい
だが湿った空気がまとわりつく

左手に神島

バイキング朝食は人混みが空いた頃にモリモリ食べる
この船にイベントあるらしく定時より50分早く着岸

汗だくになりながら10:30無事帰着

7/4(火)自宅→山県県遊佐町:672km
7/5(水)遊佐町→秋田県鹿角市:280km
7/6(木)鹿角市→秋田県仙北市:340km
7/7(金)仙北市→宮城県石巻市:316km
7/8(土)石巻市→宮城県仙台市:40km
7/9(日)名古屋港→自宅:20km
合計:1,668km

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