東北海鮮ざんまいソロツーリング、セロー250

いよいよオイラの夏休みのはじまり

8月21日(土)自宅→山形県酒田市

天気予報通りの雨
出発時よりカッパ装着を余儀なくされる

雨中走行

am4:30出発、上道でひたすら山形県を目指す

上道で山形まで

8/21(土)走行距離:734km

地図

おなか空いたので、妙高高原SAで朝ごはんとした
自主配膳の「朝ごはん」

瑞々しくないサバが食欲を注ぐ
朝ごはんはこうゆうのでいいんだよ!

サバ

翌日予定していた「鳥海高原ライン」を走ってみた
高度上がるにつれ雲行きが怪しく、そして寒い

鳥海山

駐車場から鳥海山が間近に眺望できるはずが
案の定雲かぶってて見ること叶わず(残雪がチラッと)

16:30、3年ぶり2度目の今日の宿着
建物・設備は古いものの、ごはんが美味しい印象の宿
前回Wi-Fiが脆弱だったがパワーアップした模様

若葉館

セローは従業員さん施設の屋根のあるここに停める

バイク停める

いよいよお楽しみの夜ごはんタイム
「ウェルカムドリンク」で生中をいただく

生中

料理は絶妙なタイミングで一品づつ提供される
ウドの味噌和えは歯ごたえバツグン!

ウド

まるまるとしたカンパチ
ホロホロの身で醤油不要
魚を食べるのが下手くそなオイラでも(ほぼ)キレイにいただく

カンパチ

牡蠣豆腐は濃厚で独特の渋みを堪能

牡蠣豆腐

お刺身も常温で提供されるのが新鮮な感じ
これも醤油不要、わさびでアクセント付けて楽しむ

刺し身

魚には吟醸酒って概念があるのでミニグラスでいただく
東北のお酒って辛口にキレがあるので大好き

吟醸酒

珍しく魚ではなく鳥とウドの味噌焼き
ずっと魚介類続いた後のアクセントなのだろうか
ホスピタリティを意識していらっしゃる

鳥とウドの味噌焼き

締めのごはんとあら汁・・・もう、大満足です

みそ汁とごはん

デザートが配膳される前に席を立ってしまったので
従業員さんが部屋に「お持ちしました」と届けてくださる
大変満足できた夜ごはん

デザート

そんな、ごはんはもちろん、接客も満足できる宿
【若葉旅館】

8月23日(日)山形県酒田市→秋田県仙北市

朝風呂入って、お楽しみの朝ごはん
メインはイワシの塩焼き、臭み無く美味しくいただける
大根おろしが備わっていないのは朝獲りの証なのだろう

イワシ塩焼き

その他の食材も手が込んでいる、非常に満足

朝ごはん

8月22日(日)走行距離:253km

地図

この日も東北は全体的に降水確率高い
標高の高いトコを走るのでカッパで暑苦しさ感じないが、テンションは上がらない・・・快適路選んでるのだが

雨中走行

適当に道の駅で休憩

道の駅

今日の目的地の一つ「川原毛地獄」

川原毛地獄

駐車場にセローを停め現地まで徒歩で向かう
手すりのあるトコは入山可能とのことだが、硫黄臭がキツくて先に進めない
他の客人も気分悪がってた

川原毛地獄

ほとんど林道の山形県道323を土砂降りの中通り抜け、ビューポイント栗駒着
「濡れる」ことに対し、ほとんど開き直ってる

ビューポイント栗駒

これが栗駒なのか?なんの感慨もない

栗駒

降雨の心配なくなったので途中の道の駅でカッパ全解除
16:00、今日の宿着、3年ぶり2度目だ

宿着

ビール飲んでお風呂入って、お楽しみの夜ごはん
びしょ濡れ忘れてテンションMAX

オイラ的メインの「きりたんぽ鍋」
脇役も中々のメンツである
ビールか吟醸酒で合わせるか迷う

きりたんぽ鍋

味噌すき焼きの霜降りに期待高まる

味噌すき焼きの霜降りに期待高まる

鮭と海老の配置に調理人のセンスに嫉妬
オイラもなにかスキルを身に着けなければと強く実感
定年まであと7ヶ月

鮭と海老

ビールは「田沢湖ビール(ピルスナー)」をチョイス
繊細な喉越しは料理全般によく合う

田沢湖ビール

肴各種
安定の枝豆と酢の物がお気に入り

肴各種

田沢湖を望めるこんな席で贅沢な夜ごはん
「天空」と銘打つだけのことはある

田沢湖が眺められる

締めに天ぷらとごはん
お腹いっぱいなのに美味しく食べられる

天ぷら

スイカを肴に吟醸酒を嗜む
意外といける

そんな、眺望とごはんとお酒に満足な宿は
【ホテルグランド天空】

8月23日(月)秋田県仙北市→青森県佐井村

夜ごはんと同じ席で朝ごはん
田沢湖は雲で覆われているが、贅沢なのは変わりなし
存分に朝ごはんを楽しむ

朝ごはん

セローは屋根付きの作業場に停めさせていただいた

屋根付きの駐車場

8月23日(月)走行距離:330km

アスピーテライン入り口まで一気走り
アスピーテラインは何度も走ってるので今回はパス

アスピーテライン入り口

十和田湖で降雨の心配なくなりカッパは全解除
写真では分かりづらいが、セローはドロドロ

十和田湖

今日の奥入瀬渓流は交通量少なく、まったり鑑賞
前夜の降雨で濁っているが、これは儲けもの
過去は土砂降りだったり、通行止めだったり残念だった

奥入瀬渓流

自然の織りなす景色に感嘆としながらトコトコ北上

奥入瀬渓流

今回ソロツーリングのメインとなるはずだった「仏ヶ浦」
展望所より一望して事前期待高める

仏ヶ浦

して今日の宿着(唯一電話で予約した宿、他は楽天で予約)
なんと「予約入ってない」と女将の返答

散々確認すると大将が電話を受けたがメモ忘れ
危うく野宿になるかと思ったぜ

部屋はエアコンはもちろん、冷蔵庫・テーブル・アメニティは無い
トイレ・風呂は家人と共有だ
タバコ吸ってもいい場所を聞くと「食堂でどうぞ」

ある意味「非日常」を楽しむことが出来る

魚港

夜ごはんの時間となり配膳済の自分の座布団に着座
他に2膳配膳があるのを見て、てっきり他の宿泊客だと思った

刺し身

ビールは生中は当然、瓶ビールも無い 缶発泡酒が出てきた
なるほど、魚は新鮮っぽく美味しそうだ

ウニ丼

鯛もホロホロの身で、味付け無くてもいける

鯛

だがウニ丼、あんたは期待はずれじゃった
そして大将が隣の座布団に着座し一緒に夜ごはん食べる
ちなみに、オイラと同じ缶発泡酒飲んでる

ウニ丼

当然wi-fiは無いが、圏内であり通信環境は問題無し
(モバイルデータは2GBほど消費したが)
仏ヶ浦の遊覧船は他にお客さんいなければ出ない情報を確認

そんな、コスパは優れているが覚悟が必要な宿は
【民宿ゆづき】

ゆづき

8月24日(火)青森県佐井村→青森県鯖ケ沢町

朝ごはんは既に配膳されていたおかずに
ごはんとお味噌汁を勝手によそおう
こんな朝ごはんが理想なんだよな~

朝ごはん

女将さんに南下のショートカットをご教示いただき出発

出発

8月24日(火)走行距離:165km

海峡ラインは2車線区間は快適なのだが、仏ヶ浦付近は1.5車線で凸凹クネクネでストレス溜まる
女将に教示しただいた農道は格別に快適だ

海峡ライン

高度上がると霧に包まれる・・・むしろ望むところだ

霧

下北半島→津軽半島へのフェリーも今回お楽しみの一つ
のんびり乗船を待つ

フェリー待ち

1時間の船旅を終える
この後は龍飛を目指す

フェリーから降車

今日の目的地の「竜浜海岸」の散策

竜浜海岸

荒涼とした風景に佇もうとしたが、何しろ流木や漂流物のゴミが多く歩きにくいったらありゃしない
景色を楽しむだけなら無問題

荒涼とした風景に佇もうとしたが 何しろ流木や漂流物のゴミが多く歩きにくいったらありゃしない 景色を楽しむだけなら無問題

竜浜海岸

竜浜海岸

階段国道

階段国道

津軽海峡・冬景色

今回のお楽しみの一つである「竜泊ライン」南下途中の、眺瞰台で津軽富士の遠望は霧のため断念
予見していたものの悔しい

竜泊ライン

このために購入した自撮り棒は宝の持ち腐れとなる

自撮り棒

竜泊ラインを南下

竜泊ライン

なるべく宿泊代は抑えようとしたが他にお手軽な宿がなく
ネット予約した宿到着

宿

従業員さんたちのオ・モ・テ・ナ・シに不服無く
部屋の調度品にも満足する

部屋

ビュッフェスタイルは効率的なんだろうけど、追加の都度のビニール手袋・マスクの脱着が面倒
何より自主盛り付けが美味しそうに見えないのが残念

ビュッフェ

今度からビュッフェスタイルの宿は避けようと強く思った

今度からビュッフェスタイルの宿は避けようと強く思った

写真は撮ってなかったが、セローはほとんど効果が期待できない軒先に停めさせていただいた

コーヒー

そんな、団体客・海外客受けする宿は
【ホテルグランメール山海荘】

8月25日(水)青森県鯖ケ沢町→岩手県宮古市

朝ごはんもビュッフェスタイル
席を立つたびに必要なビニール手袋に強い敵対心を感じる

朝食

ホテルの従業員さん全員が「わさおTシャツ」を着ていた
何事かと思ってホテル近隣の「わさおの家」に寄ってみた

わさおの家

8月25日(水)走行距離:289km

地図

この日は午前雨、午後は曇りの予報
全カッパの装備で出発
走りたい“道”はパスして宿直行とした

雨中走行

盛岡→宮古の道路事情に「総力復興」を感じた

道の駅

宿近くの道の駅で「全カッパ」解除
このあたりの建造物は真新しい
造成中・建造中の物件多く太平洋側の復興途中を思い知る

道の駅

小腹がすいたのでラーメン食す

ラーメン

17:20宿in、市街地ビジホ、思うトコあって朝食のみの予約
出費を考慮したらビジホ泊が正解と思った
そんな、ビジホ泊もありな宿は【ホテル宮古ヒルズ

ホテル宮古ヒルズ

セローは屋根付き駐輪場に停めさせていただく

屋根付き駐車場

夜ごはんは宿付近をブラブラと歩いて“瓶ドン”にありつこうと策定
徒歩圏内でも数件“瓶ドン”を提供いただけるお店があるのだが、前夜から慎重に検討してこのお店で“瓶ドン”を体験することにした

瓶どん

配膳された“瓶ドン”のセット

配膳された“瓶ドン”

瓶の中にはホタテ・マグロ・カンパチが詰め込んであり
その上に大きな卵黄が乗っている

瓶丼

柄の長い木製スプーンで卵黄が全体に行き渡るようかき混ぜる
スプーンでごはんの上に乗せる

瓶丼

ごま油の風味とお魚各種の旨味、それを卵黄でコーティング
新食感であり、事前期待以上の幸せを感じる

海鮮丼だと一切れが大きいので一種づつの味わいだが、“瓶ドン”は一切れが小さいので数種一度に味わえる

これは気に入ってしまった

瓶丼

そんな、宮古で是非オススメしたいお店は
割烹おかめ

“瓶ドン”については↓参照願う
宮古観光文化交流協会

8月26日(木)岩手県宮古市→宮城県女川町

宿にて必要にして十分の朝ごはんを摂る
納豆・牛乳はマストだ

朝食

陸前高田まで一気走り
道の駅でひと休み

道の駅

8月26日(木)走行距離:282km

地図

お昼ごはんは30年弱前に東海地方でも存在したラーメンチェーン店と決めていた
当時は現在の山岡家のように贔屓にしていた

ラーメンらんど

地獄ラーメン3丁目をオーダー

メニュー

細麺・中麺・太麺から選択可能

配膳された地獄ラーメン3丁目
これこれ、カイワレ大根と山芋が特徴的
スープ飲んで懐かしさに涙ちょちょぎれる
通ってた当時は20丁目までた食べることができたが、今のオイラはこれくらいがちょうどいい

そんな知ってる人は知ってるチェーン店【らーめんランド】

地獄ラーメン3丁目をオーダー

震災で影響を受けた建造物が「遺構」として保存されることになるものが多い
奇跡の一本松の横で潰れた陸前高田ユースホステルもその一つ

高田の一本松

陸前高田市立気仙中学校

陸前高田市立気仙中学校

旧気仙沼向洋高校
「気仙沼東日本大震災遺構・伝承館」として保存

旧気仙沼向洋高校

高校は移転し高度の防災施設となっている
「おかえりモネ」の妹が通う水産高校のロケ地

「おかえりモネ」の妹が通う水産高校のロケ地

登米市へ移動し「おかえりモネ」三昧する
森林組合の佐々木課長が能を舞った森舞台
幻想的な能の撮影が行われた

登米市

観客席

観客席

旧登米高等尋常小学校は、モネが林間学校の子どもたちを連れて案内する教育資料館

旧登米高等尋常小学校

お盆に気仙沼に帰省するモネをサヤカが見送るシーンの「柳津駅」
架空の「桃津駅」として登場

桃津駅

16:00、去年振り3度目の今日のお宿着
震災復興の町おこし的な施設であり象徴でもある

ホテルエルファド

屋根は無いもののセローは宿泊棟に横付け可能
荷物運びが楽チン

ホテルLファド

素泊まりが基本の宿なので厨房は無い
事前予約分の食材を取り寄せレンチンだけの料理
徒歩圏内に飲食店が存在するのでこれでいいと思う

夜ごはん

オイラは出歩きたくないので夜も朝も予約した

夜ごはん

そんな、まったり時間を過ごせるお宿は
【ホテル・エルファロ】

観光のお客さんより、お仕事関連の宿泊客が多い
復興はまだ遠いことを肌で感じる

8月27日(金)宮城県女川町→宮城県仙台市

朝ごはんのメインは「さわら」
これも必要にして十分な朝ごはん、満足

朝ごはん

ゆっくり出発すれば仙台港へちょうどいい時間に到着可能
薄汚れたセローに水をかけて簡易洗車する

ホテルLファド

8月27日(金)走行距離:62km

地図

当初はフェリー乗り場近くの朝から営業している喜多方ラーメンのお店に寄る予定だったが
朝ごはんがんばってお代わりしすぎたのでお腹空いておらず
喜多方ラーメンは断念

途中のSAにて多めのヒマつぶしを行なう

PA

10:50、フェリー乗り場着、乗船受付は11:00から

フェリー乗り場

乗船後、とりあえずビール「ぷはぁ~」って声が出そうになる
まだ名古屋港→自宅が残っているが大過なく過ごせたことに感謝

生中

沈み込む太陽にオイラの夏休みの終了を悟る

日の入り

そしてお楽しみの「賄いカレー」
上品なコクとスパイスが効いていてスプーンが止まらないっす!

まかないカレー

8月28日(土)宮城県仙台市→愛知県名古屋市

カレー食べた後寝てしまったのでam2:00頃目が覚める
誰もいないエントランスで自撮り棒を三脚代わりにする
この後お酒飲んで無理やり寝る

フェリー内

日の出は見られなかった・・・

日の出

伊良湖半島を眺めながらの朝ごはん
生卵付きは本当にうれしい

朝ごはん

そんな、ここ数年の夏休みのマストになっているフェリーは【太平洋フェリー】

下船後、名港中央ICから清須ICまでばびゅ~んして無事帰着
便利になった

走行中にトップケースのガタツキが気になってたので、今回のツーリング前にベルトで固定することにした
開閉が少々面倒になるが安心して走行に専念できた

トップケース

以下はオイラの控え

8/21:734km 自宅→山形県酒田市
8/22:253km 山形県酒田市→秋田県仙北市
8/23:330km 秋田県仙北市→青森県佐井町
8/24:165km 青森県佐井町→青森県鯖が沢町
8/25:289km 青森県鯖が沢町→岩手県宮古市
8/26:282km 岩手県宮古市→宮城県女川町
8/27: 62km 宮城県女川町→宮城県仙台市
8/28: 32km 名古屋市港区→愛知県岩倉市

できるだけ宿にて夕朝食付きで予約

8/21:10,780円 若葉旅館
8/22:11,800円 ホテルグランド天空
8/23: 6,600円 民宿ゆづき
8/24:17,050円 ホテルグランメール山海荘
8/25: 6,726円 ホテル宮古ヒルズ(朝食のみ)
8/26: 8,603円 ホテル・エルファロ
8/27:18,600円 太平洋フェリー(食事別)

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